「来た道と違う道で帰ってみよう♪」と、
いくつかの分岐でちょっとばかり思案しながら、
帰路につきました
遊びながらご主人様を待つかわいこちゃん
商店街入ったとき、
前方に白い杖を持った男性の後ろ姿が見えました
「目の不自由な方だ…」と私が思うと同時に、
男性が道路の真ん中へと進んでいきました
前から乗用車が迫っているのにも関わらず、
男性は気づいていません
私は走りよって「危ないですよ」と声をかけ、
道路わきへと一緒によけました
その後、
一緒に移動している間の会話です
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男性「すみません、ありがとうございました
ご近所の方ですか?」
私「はい、今公園からの帰り道です^^
どちらへ行かれるんですか?」
男性「この先のクレープ屋さんの裏の喫茶店に…」
私「あ、自転車が…」
男性「すみません、ありがとうございます」
私「クレープ屋さんの裏に、喫茶店があったんですね
知りませんでした」
男性「そうですか、今からそこで朗読会がありまして^^
今日明日と、この辺りの喫茶店なんかで、
そういうイベントがたくさんあるんですよ」
私「そうなんですね!すぐ近所なのに、知りませんでした」
男性「チラシなんかでお知らせしてはいたんですが、はは
あ、私主催者なんです
よかったら、前売り料金にさせていただきますよ
もちろん、キャンセルしていただいても問題ありません」
私「えっ、いいんですか?」
男性「はい、もちろんです」
私「あ、こちらですね、この坂をくだったら喫茶店です
すぐ道が下っていますから、お気をつけて…」
男性「どうもありがとうございました」
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人とのご縁って本当に不思議
「あのとき、いくつかの分岐で、
立ち止まった数秒がなければ」
「違う道を選んでいたら」
私は、一生この人とは会わなかったかもしれないし、
会話することもなかったかもしれない、と思うと
「袖振り合うも他生の縁」
という言葉が、心地よい重みをもって迫ってきました
せっかくのご縁に甘えて、
ご近所のイベントにちらっと参加してみようかと思っています
この翌日の話…
■袖振り合うも他生の縁 Part.2:梅ヶ丘 THE 生エンタ2013 初体験
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