2013年9月23日月曜日

■袖振り合うも他生の縁 Part.1

昨日、散歩の帰り道でのこと


「来た道と違う道で帰ってみよう♪」と、
いくつかの分岐でちょっとばかり思案しながら、
帰路につきました

遊びながらご主人様を待つかわいこちゃん



商店街入ったとき、
前方に白い杖を持った男性の後ろ姿が見えました

「目の不自由な方だ…」と私が思うと同時に、
男性が道路の真ん中へと進んでいきました

前から乗用車が迫っているのにも関わらず、
男性は気づいていません

私は走りよって「危ないですよ」と声をかけ、
道路わきへと一緒によけました



その後、
一緒に移動している間の会話です

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男性「すみません、ありがとうございました
   ご近所の方ですか?」

私「はい、今公園からの帰り道です^^
  どちらへ行かれるんですか?」

男性「この先のクレープ屋さんの裏の喫茶店に…」

私「あ、自転車が…」

男性「すみません、ありがとうございます」

私「クレープ屋さんの裏に、喫茶店があったんですね
  知りませんでした」

男性「そうですか、今からそこで朗読会がありまして^^
  今日明日と、この辺りの喫茶店なんかで、
  そういうイベントがたくさんあるんですよ」

私「そうなんですね!すぐ近所なのに、知りませんでした」

男性「チラシなんかでお知らせしてはいたんですが、はは
  あ、私主催者なんです
  よかったら、前売り料金にさせていただきますよ
  もちろん、キャンセルしていただいても問題ありません」

私「えっ、いいんですか?」

男性「はい、もちろんです」

私「あ、こちらですね、この坂をくだったら喫茶店です
  すぐ道が下っていますから、お気をつけて…」

男性「どうもありがとうございました」

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人とのご縁って本当に不思議

「あのとき、いくつかの分岐で、
 立ち止まった数秒がなければ」

「違う道を選んでいたら」

私は、一生この人とは会わなかったかもしれないし、
会話することもなかったかもしれない、と思うと

「袖振り合うも他生の縁」
という言葉が、心地よい重みをもって迫ってきました


せっかくのご縁に甘えて、
ご近所のイベントにちらっと参加してみようかと思っています


この翌日の話…
 ■袖振り合うも他生の縁 Part.2:梅ヶ丘 THE 生エンタ2013 初体験

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