2013年2月10日日曜日

「黒猫の目」 合同句集「桜津」第四集より



「見開いた 猫の眼や 春の闇」





母が合同句集で発表した作品の一つ



こちらが母の項
見出しは「黒猫の目」







ちょっとレトロな
雰囲気のフォントと紙質が


なかなかいいね


(猫が前に出ているのも
 個人的に好み)




「へ〜!こんなドラマチックな句を詠むんだ」

と母の普段は見ない一面に
新鮮な思いでページを繰っております


俳句って
短い音の中に
時空間を超えた世界が描ける

すごいシステムだと思います



それを最初に知ったのは
与謝野晶子の「みだれ髪」でした



私が俳句を詠むことはないのですが、
そのミニマムかつ奥行きある世界に
20代の頃、一時はまっておりました



そんなことも忘れてしまい、
俳句を目にすることが
とんと少なくなっていた折



母から
嬉しい刺激をもらいました


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