2013年10月25日金曜日

■体配の稽古

今夜は4回目の稽古

弓具はお借りしていますが、
人が多いときなんかは、合うサイズの「カケ」が
出払っていることが結構ある
(カケ…弦を引く方の右手指を保護するもの)

せっかく稽古にいっても、
合わない弓具を使うのは時間のロスなので、
弓具店さんにカケを注文しました

上達したい一心です

右手の型をとって、指と手首のサイズを記入
高校時代も、そういえば手形をとったなぁ



そんな本日の稽古


「えーと、チビさん?でしたか、矢と弓を持って大前(一番前の射位)まできなさい
 それと、Mさんと、Kさんもいらっしゃい」

教士7段の先生にお声をかけていただいて、
新参者たちが心細げに集合

「本座」という射場に入るところに皆が並ぶと、


7段様「はい、みんないっぺんに行きますよ、右足を半足引いて…しゃがむ…」

私「(あ、坐射かな?!)」

7段様「はい、座ったままの揖(ゆう)、
      …体を倒すときははいて、起こすときに吸うんだよ」

私「(……そうなんだ!学生時代は意識してなかった〜)」

7段様「背筋は伸ばしたまま、おでこを的に圧し当てるような感じでね
       そのとき、矢が一緒におじぎしないようにね」

私「(フムフム)」

7段様「はい、左足をたてて、立ち上がって、お〜みんな若いからすっと…!
  はい三歩進んで射位にきて…またしゃがむ(跪座)、
  はい腰をきって(腰を伸ばして)弓の先は目の高さまであげて、
  左足を90度回転…右足とかかとが揃うと同時に腰を下ろ……ん?」

私「?」

7段様「チビさん、あなたは"なんか"出来てるね、そのままどうぞ続けて」

私「("なんか"って…笑)は、はい」


7段様はその後、
大三から引分〜会を見てくださった後、私はすっかり放置へ(;_;)

正しく出来ているのかちょっと不安は残りますが、
今日の体配(たいはい…作法のこと)は、
まずまずの合格ラインだった模様、と理解しておこう…


そうです!
教えてもらうことばかりではなく、
先輩の体配を見て盗むくらいの気概がないと、ですね(がんばろ)


それにしても、意外な程に体は覚えているもので、
ちょっと驚きました(これは高校時代の先輩に感謝です)


また、久々に体配に取り組んでみて思うことは、
所作を体にしみ込ませたら、射場でもっとリラックスできそうだな〜ということ



今の私は、弓を引く力はまだまだ弱いし、
手の内も要々改善(要はヘタッピ)なのだけど、

体配も非常に大事なことなので、
トータルで底上げしていけたらと思います



7段様「稽古にきたら、一回はこれ(体配)をやりなさいね^^」

私「はい、ありがとうございました!」



そんなこんなで、
「ゆっくり立ったりしゃがんだり」の繰り返しにより、
今夜は下半身がプルプルしてます → (((( ;´・ω・))); アワ

上半身だけじゃなく下半身も、
鍛えられてるのは嬉しい限りではありますが、
膝が笑うのってあまりしない経験だから、妙におかしい(笑)



そうそう、
今日は、初段をとった大学生の表彰(?)がありました
大学2回生で、始めて1年なんですって


2回生君曰く
「体配ができて、矢が的に届けばとれるらしいですよ」
とのこと

私もまずは体配をしっかり体に入れようっと

1 件のコメント:

  1. こんにちは(^O^)
    弓道って、思ったより運動になるんですねー。
    がんばってください♥応援していま〜す!

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