2013年10月23日水曜日

■袴を買ってしまいました

弓道衣を注文しました
上衣、袴、帯、胸当て、足袋のセットです


胸当てと上衣、そして袴チラ
「陰陽太極図」っぽく見えなくもない



実家から送ってもらう手筈だったんですが、
道場で感じたことがあり、いても立ってもいられなくなったんです
(着替えはいくつかあったほうがよいですしね…と言い訳)


私も、他の初心者やブランクのある方同様、
ジャージとロンT+足袋というスタイルで稽古に来ていました

ただ、それはあくまで「袴が届くまで」のこと
気持ちとしては、弓道衣が届くのを楽しみにしていました


そんなある夜の稽古でのこと


私と同じくジャージ稽古の女性がいたので
「あの人も日の浅い人かな〜(仲間!)」と声をかけてみたんです

お話によると、高校での経験者とのこと
わ、同じですね!と盛り上がりました


私「袴や弓具はおもちなんですか^^?」

Kさん「はい、袴も、弓も、矢も、弽ももってますよ!チビさんは?」

私「上衣と袴は実家にあったので、それだけは送ってもらう手筈です
  他の弓具はココでお借りしています
  弓具、ご自分のがあるのはいいですね〜!
  そういえば、今日は袴ではないのですね?お仕事の帰りですか?」

Kさん「いえ…入会して少し経つんですが、
  初心者っぽくしておいた方が、気が楽だから…」


その時は「その気持ちも分かるなぁ」とごく自然に思いましたし、
「格好だけ立派だと思われるのも、確かにちょっと恥ずかしいよね」
と別段気にならなかったんです

でも、
何とな〜くそのことが心に残ったんですね



その違和感を温めながら気づいたことは

「弓道衣を着ることは、
 先生方や先輩、道場にできる"貢献"なんじゃないか?」

ということ


全くの初心者の場合、
全身から「ビギナーズオーラ」が出ているので、
ジャージ稽古も初々しいので問題ないのですが


「袴を持っているのに着ない」というのは、
たとえ初心にかえる、という動機だとしても、

弓道に心を砕いている人の集中を、
少なからずそいでしまうような気がしたんです


本当に集中を保たれている方々には
関係ないとは思うのですが

的前に並ぶ人が袴だけの時と、
的前に並ぶ人にジーンズが混ざっている時、

やっぱり微妙に雰囲気が違います


下手でも作法が甘くても、
道場の雰囲気づくりに寄与できることって、
とても嬉しいことだと思いますし、

袴をはくことは、上手下手関係無しに、
取り組みの姿勢を表明することでもあると思ったんですね


そんな流れで
次の稽古までに袴をそろえたくなって、
いても立ってもいられず買っちゃいました

私自身、
作法も技術も未熟ではあるけど、
「今から射に集中します、よろしくお願いします」
という気構えが生まれたのは大きいな〜と思いました


学生時代は、
邪魔にならなければ服装はなんでもいい、
というゆるさがあったけど、
それだけ大人になれたということかな(自画自賛・笑)


思いがけず先輩方が
「お~チビさんか!袴はいてるから誰か分からなかったよ^^」
と、声をかけてくださったりして

そうしたやり取りを通して、
同じ志を持つ仲間として迎えていただいてる感じがしました


参加の意を表す、
そして弓道と先輩、指導者さんへの
礼を表す、

そんな気持ちで、袴で稽古にいくことを
大切にしようと思いました






余談ですが、
弓道場に行く途中、剣道場があります

道着を着たちびっ子達が、
稽古もそこそこにはしゃいでたりしてて、


かなりかわいい♥


1 件のコメント:

  1. アイロニ兄さん2013年10月26日 1:42

    最近時々見る卒業式らしき女性の袴は、派手になりすぎてどうかなーと思うが、弓道とか、剣道とか、薙刀、合気道とか、武道系の袴はシンプルで合理的で、清潔な感じがよいなと思う。

    実際はこだわりのおしゃれとかあるんかいな。

    ハチマキでアクセント、とか、足袋のブランドはここに限るとか・・?

    まー弓道は胸当てがポイント高いと思う。あれはかわいい。

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